伊藤美裕、目の前の人を魅了する歌手目指す
歌手の伊藤美裕(28)が14日、都内でライブ「伊藤美裕のミユゼミVIII『Rの時代』〜いつもそこにライブがあった!〜」を開催した。
「ミユゼミ」は、昭和のスタンダードとして親しまれている名曲の数々を、そのルーツや背景を研究しながら歌唱するコンセプトライブ。
今回のテーマにある「R」は、シャネルズが活動拠点としてことでも知られるライブハウス「新宿RUIDO(ルイード)」のことで、この日は「ルイード」で歌われた当時のヒット曲「ランナウェイ」(シャネルズ)のほか、自身の楽曲「あなたの花になりたい」など21曲を熱唱した。
伊藤が生まれる前に流行した楽曲でも実際に歌うことで感じることが多く、「『ルイード』に出演されていた方は、本当にライブの力を信じていた。目の前のお客さんを魅了することにすべてをかけていて、(歌い手の)熱意がすごく伝わってきました」と、きりり。
自身は来年4月、デビューから満5年を迎える。今後については「ライブで魅せられるアーティストになれたらと思って力をつけていきたい」と語り、「舞台や落語をやってみたり(しているので)、表現の幅を増やしていけたら」と先を見据えた。