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水森かおり、バレンタインデーはノープラン

2016年2月9日 15:00
水森かおり、バレンタインデーはノープラン

 演歌歌手の水森かおり(42)が9日、都内で新曲「越後水原(すいばら)」(3月29日発売)の公開レコーディングを行った。

 白鳥の飛来地として知られる新潟・阿賀野市の瓢湖を舞台に、恋に破れた女のひとり旅を描いた切ないナンバー。
 「ここ数年、笑顔で前に向かっていく、前向きな女性の歌が多かったけど、今回は切なすぎる歌ですね。『東尋坊』『鳥取砂丘』のように、歌手として大きな転機となった作品の世界感に戻った感じ。たくさんの人に届くように頑張ります」と力強く語った。
 取材陣を前にした公開レコーディングは、デビュー21年目にして初めて。無事済んだ後に、「緊張しました」と安堵の表情を浮かべた。

 今月11日は名古屋、13日は大阪で「長良グループ 演歌まつり2016」に出演するが、バレンタインデーの14日の仕事はオフ。
 「どこもまったく行くところがございません。(家で)寝かせてください」と休息日にあてる予定。「自分の中にウキウキする要素がまったくない日ですね。学生のころはクリスマスとかバレンタインデーは一大イベントのような気がしてましたけど」と、女子力が目減りしている現実に苦笑いを浮かべた。

 所属事務所の後輩で演歌歌手の岩佐美咲(21)の最近の行動に、女子力の違いを見せつけられたという。
 演歌まつりのリハサールに、岩佐は手作りクッキーを差し入れたという。あらゆるタイプの女心を歌ってきた水森だが、自らに足らないものをその瞬間に実感。「うわ〜、女子力高いなって感動しました。見習わなくちゃなって」と、後輩を鏡にすることを笑いながら語った。