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龍真咲、ファイナル公演で「責務を全う」

2016年2月15日 15:17
龍真咲、ファイナル公演で「責務を全う」

 宝塚歌劇団月組トップスターの龍真咲、月組トップ娘役の愛希れいからが15日、都内でロック・ミュージカル「NOBUNAGA<信長>‐下天の夢‐」(作・演出 大野拓史)、シャイニングショー「Forever LOVE!!」(作・演出 藤井大介)の制作発表会見に出席した。

 9月4日に宝塚歌劇団を退団する龍にとってのファイナル公演。6月10日〜7月18日に兵庫・宝塚大劇場、8月5日〜9月4日まで東京宝塚劇場で上演する。

 「NOBUNAGA〜」は、天下統一目前に炎の中に散った戦国武将・織田信長の生涯を、信長に夢を抱き、愛し、戦った同時代の群像とともに描く。

 宝塚での15年の集大成として、夢だった信長を演じることになった龍は「大野先生と一緒に信長にしっかりと命を吹き込み、作品を作っていきたい。9月4日まで私の人生を、そして責務を全うしたい。最後のその一瞬まで月組をよろしくお願いいたします」と力強く語った。

 愛希は織田信長の正室・帰蝶を演じる。この日、一部のパフォーマンスを龍らとお披露目したが、なぎなたでの立ち回りの際に転倒してしまうハプニングがあった。「かっこよく決めたかったのですが」と無念の思いを伝え、「本番までにしっかり立ち回りができるようにして、織田信長を愛し抜きたい」と宣言。「月組の皆さまと一緒に全身全霊でしっかり、龍さんについて、頑張っていきたい」と意気込みを伝えた。