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『イクメン オブ ザ イヤー』終了を運営が報告 「社会的気運を高めることに寄与することができた」

2024年9月30日 23:20
『イクメン オブ ザ イヤー』終了を運営が報告 「社会的気運を高めることに寄与することができた」
イクメン オブ ザイヤー2023の様子
イクメン オブ ザ イヤー実行委員会を企画・運営する会社が30日、去年の受賞者の発表をもってプロジェクトを終了することを発表しました。

『イクメン オブ ザ イヤー』は、毎年10月19日を“トーサンイクジの日”『イクメンの日』として、2011年から開催。年間で育児を楽しみ頑張ったパパ(著名人)たちを表彰するアワードイベントです。

育児を積極的に行う男性=『イクメン』を応援・啓発する『イクメンプロジェクト』を推進している厚生労働省後援のもと、2011年から13年にわたり、タレント・アスリート・政治家・YouTuber・人気キャラクターなど、総勢60人にのぼる多くの著名人・著名キャラを表彰してきました。

プロジェクトを運営企画するフロンティアインターナショナルは、「老若男女多くの生活者におなじみの著名人が表彰されながら『イクメン』としての自覚や生活の充実を発信していくことで、『イクメン』という言葉の定着はもとより、国内男性の育児参加や、本プロジェクト開催前の2010年には1.5%程度であった男性育休取得率が今年30%を超え、男性育休の啓蒙に関する社会的気運を高めることに寄与することができた」とし、開催の終了を発表しました。

また運営会社は、これからの日本、あらゆる世代を元気にしていくことを目的に、『イクメン オブ ザ イヤー』に代わるプロジェクトの企画を始動していて、概要や詳細は追って発表するということです。

■『イクメン オブ ザ イヤー』歴代受賞者 全13回開催で総勢60人2団体

◆2011年(第1回)3人
中山秀征、つるの剛士、遠藤保仁

◆2012年(第2回)5人
芸能部門 - 杉浦太陽、佐々木健介、藤本敏史
イクジイ芸能部門 - 西川きよし
イクメン・イクジイ特別賞 - 野田佳彦

◆2013年(第3回)4人
イクメンスポーツ部門 - 村田諒太
イクメン芸能部門 - 品川庄司
イクメン文化部門 - 市村正親
イクジイ部門 - 尾木直樹

◆2014年(第4回)4人
イクメン芸能部門 - 石田純一
イクメン芸人部門 - タカアンドトシ
イクジイスポーツ部門 - 東尾修
イクメンキャラクター部門 - 香山ピエール(リカちゃんのパパ)

◆2015年(第5回)5人
イクメンスポーツ部門 - 織田信成
イクメン芸人部門 - ヒデ(ペナルティ)
イクジイスポーツ部門 - 具志堅用高
イクメン特別部門 - 鈴木英敬
イクメンキャラクター部門 - ウルトラの父

◆2016年(第6回)4人
イクメンスポーツ部門 - 井上康生、水谷隼
イクメン芸能部門 - ユージ
イクメンキャラクター部門 - ジョージ・ホワイト(ハローキティの父)

◆2017年(第7回)4人2団体
イクメン芸人部門 - 田中裕二(爆笑問題)
イクメンスポーツ部門 - 山中慎介
イクメン芸能部門 - マック鈴木
イクメンキャラクター部門 - バカボンのパパ
イクメン特別部門 - 群馬県、群馬県保育協議会

◆2018年(第8回)6人
イクメン芸能部門 - りゅうちぇる
イクメン俳優部門 - 中尾明慶
イクメン芸人部門 - 古坂大魔王
イクメンキャラクター部門 - Mr.インクレディブル
イクメン一般選出部門 - 杉浦太陽
イクメンファッション部門 - 中村獅童 (2代目)

◆2019年(第9回)5人
イクメン芸人部門 - 山根良顕(アンガールズ)
イクメンスポーツ部門 - 高橋由伸
イクメン一般選出部門 - 杉浦太陽
知育メン部門 - 石田明(NON STYLE)
イクメン動画クリエイター部門 - SEIKIN

◆2020年(第10回)5人
イクメンものまね芸人部門 - 原口あきまさ
イクメンスポーツ部門 - 山田章仁
イクメン芸能部門 - 小林よしひさ
イクメン落語家部門 - 林家三平 (2代目)
イクメン動画クリエイター部門 - カジサック

◆2021年(第11回)5人
イクメン芸能部門 - JOY、登坂淳一
イクメンエンターテインメント部門 - EXILE MAKIDAI(EXILE)
イクメン動画クリエイター部門 - ンダホ(フィッシャーズ)
イクメンスポーツレジェンド部門 - アレックス・ラミレス

◆2022年(第12回)5人
イクメンエンターテイメント部門 - 松本利夫(EXILE)
イクメンスポーツレジェンド部門 - 魔裟斗、大久保嘉人
イクメンアナウンサー部門 - 榎並大二郎、蓮見孝之

◆2023年(第13回)5人
イクメンアスリート部門 - 本並健治
イクメン動画クリエイター部門 - ンダホ(フィッシャーズ)
男性育休タレント部門 - 国山ハセン、ユージ
男性育休アナウンサー部門 - 榎並大二郎