俳優でタレントの太川陽介（５７）が司会を務めるＢＳ日テレの歌番組「歌え！昭和のベストテン」（毎週土曜夜９時〜）のラッピングバスが１１日、都内で披露された。

　「歌え！昭和のベストテン」は昭和を彩った名曲の数々を実力派歌手が歌唱する番組で、８日に放送スタート。太川が昭和の歌番組「レッツゴーヤング」以来、３０年ぶりに音楽番組ＭＣを務めることでも注目されている。

　ラッピングバスに使われたのは、太川と、同じく司会を務める歌手の西田あい（２８）の写真。計２台が１月７日まで３カ月間都内を運行する。

　自身の笑顔で彩られたバスに太川は「うれしいけど、恥ずかしいです。自分が目にするのはイヤですねぇ」と苦笑しつつ、「これをきっかけに番組を見てもらえたらうれしいですね」と笑顔でＰＲした。

　番組はすでに３本の収録を終えているが、３０年ぶりの音楽番組ＭＣに「めちゃめちゃ緊張しました、何を（ゲストに）聞いていいかわからないくらい」と反省しきり。
　一方、自身が歌唱するコーナーでは緊張がなかったといい「とってもアナログな、あのスタジオの雰囲気がいいんでしょうね。自分が歌ってみて、これから出てくださる人も緊張せず歌ってくれるんじゃないかと思いますね」と番組の温かい空気をアピール。「最近の歌番組を見てもよく分からないという世代の人たちに一緒に見てもらいたいですね。僕はやっぱり昭和の音楽が好きですし、若い人たちにも『（昭和には）こんなにいい歌があるよ』というのを知ってもらいたい」と語った。