×

杏、言葉の大切さ「肌で感じている」

2016年12月9日 21:13
杏、言葉の大切さ「肌で感じている」

 女優の杏(30)が9日、都内で行われた「第34回現代詩花椿賞贈賞式」にプレゼンターとして出席した。

 年度内に発刊された詩集の中で最も優れた作品に贈られる賞で、本年度は伊藤悠子さんの詩集「まだ空はじゅうぶん明るいのに」(思潮社)が選ばれた。

 杏は伊藤さんに花束を手渡すと、「普段、私もものを書いたりセリフを発したりして、それをみなさまに見ていただくという仕事をしていて、言葉の大切さというものをいつも肌で感じています。詩を世界に発信していくことのすばらしさ、みなさんで分かち合うことの楽しさをこの賞を通して味わえるのかなと思います。この役割をいただいて、とても光栄だと思っております」とあいさつ。

 受賞作の中の一編を朗読すると「こうして口に出して詩を朗読するのは本当に久しぶり。詩を作られた方の前で朗読するっていうのは緊張感もあるんですけど、楽しさも感じました。本当にこの本と出会えてよかったなと思います」とほほ笑んだ。