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川中美幸「娘として最高の親孝行ができた」

2017年10月7日 16:49
川中美幸「娘として最高の親孝行ができた」

 演歌歌手の川中美幸(61)の母で、胃がんのため今月1日に92歳で亡くなった久子さんの葬儀・告別式が7日、東京・品川区の霊源寺で営まれ、俳優の松平健(63)や歌手の山本譲二(67)ら約300人が参列した。
 
 芸能界きっての仲の良さで知られた母娘で、喪主を務めた川中は終始涙。久子さんをモデルにした楽曲「おんなの一生〜汗の花〜」と、久子さんが大好きだったという「ふたり酒」が繰り返し流れる中、参列者は別れを惜しんだ。 
 
 喪主あいさつで川中は「生前母は、著名人や有名人の方の葬儀の映像を見ると、『おかあちゃんの時もこうやって送ってくれるか』とよく言っていました。たくさんの方に送ってもらえ、娘として最高の親孝行ができたかなと思います」としみじみ。
 
 「年齢的に大往生だと思いますが、日に日に寂しいし、もっと抱きしめてほしいし、叱ってほしいし、手も握ってほしい。私なりにやってできることは(闘病のために)全部やりました。死に水も取りました。私の腕の中で目を閉じました。人として生きざまをメッセージとして残してくれました」と感謝を述べ「母のためにもいい歌を歌っていきたいと思います」と旅立つ母に誓った。