浦井健治、日韓文化交流企画の舞台で主演
俳優の浦井健治(36)、女優のマルシア(48)らが24日、舞台「ペール・ギュント」の制作発表会見を都内で行った。
日韓文化交流企画として上演される作品で、日本と韓国のキャストが計20人出演。2018年・平昌冬季五輪の開会式・閉会式の総合演出を務める演出家のヤン・ジョンウン氏が脚本と演出を担当する。
“真の自分”を追い求めて自分探しをする主人公の青年ペール・ギュント役の浦井は「けいこ場はとにかく熱気に満ちあふれています。まだ本読みの段階ですが、もう立ちげいこをしているような感覚がある。これからもみんなで精進していきたい」と意気込み十分。ヤン氏が「浦井さんは遊び心もありますし、ポイントを本当によくつかむ直感的な人。心で経験する人だと感じます。私の考えているペール・ギュントとは、まさにそういう人。ペール・ギュントのドッペルゲンガーのような人です」と絶賛すると、浦井は「おぉ〜」と驚いていた。
ペール・ギュントの母を演じるマルシアは「このカンパニーの中で、私が一番年上なんです〜」と、にっこり。
主演の浦井以外は複数の役を兼任するため、マルシアは「私もいろんな役をやるんです。その中でインタビュアーの役もある。きょうはみなさんを拝見しながら演技の材料をいただいています。ありがとうございます」と取材陣をなめるように見つめて笑いを誘った。
東京・世田谷パブリックシアターで12月6日から24日まで上演される。