シンガー・ソングライターの半崎美子（３６）が１２日、東京・丸の内の商業施設「ＫＩＴＴＥ」でクリスマスライブを開催した。

　同所のクリスマスイベント「ＷＨＩＴＥ　ＫＩＴＴＥ」の一環。屋内日本最大級となる約１４．５メートルの高さを誇る真っ白のクリスマスツリーの前で行われたこの日のフリーライブには、大勢の観客が来場した。

　半崎はステージで「稲穂」、「感謝の根〜ｗｉｎｔｅｒ　ｖｅｒ．〜」、「サクラ〜卒業できなかった君へ〜」の３曲を歌唱。
“泣かせ歌”との異名を持つ半崎だが、曲づくりについて聞かれると「何かに（フレーズを）書き溜めて（つくる）というより、サイン会などで、お客さまからいただいたお手紙などから感じた思いが、スタジオに入ったときにあふれ出て、それが曲になることが多い。意識的というより無意識に曲が生まれる事がすごく多いです」と明かした。

　この日、京都・清水寺で「今年の漢字」が発表されたことにちなみ、半崎にとって今年１年を表す漢字１文字を聞かれると「届」という字をあげて「歌をこれまで以上にたくさんの方に届けることが出来てすごく濃い一年でした」とにっこり。

　１１月には「第５０回日本有線大賞」の新人賞も受賞し、「北海道から両親も見に来てくれて一緒にステージに上がって、やっと親孝行ができたというか。１７年間心配をかけ続けて、まだまだこれからなんですけど、孝行の幕開けという感じ。これからたくさん歌でお返ししていきたいと思います」としみじみ話した。