「第５０回ミス日本コンテスト２０１８」が１５日、都内で開催され、会社員の市橋礼衣（のりえ）さん（２３）がグランプリに輝いた。

　市橋さんはグランプリで自分の名前を呼ばれると、驚きの表情とともに歓喜の涙を流した。
　トロフィーとたすきを受け取ると落ち着いた様子で「まだ夢の中にいるようで、実感がわきません。本当にこのような素晴らしい賞をいただけて本当に光栄です。平成最後のミス日本グランプリとして、１年間、日本のために、ミス日本の発展に寄与していきたいと思います」と喜びのスピーチをした。

　１２年間、ダンスに打ち込んできた市橋さんはチアダンス、ヒップホップ、ジャズダンスの世界大会で、３度の優勝経験があるほか、「ＤＲＥＡＭＳ　ＣＯＭＥ　ＴＲＵＥ」や「東方神起」のバックダンサーを務めたこともある。
　市橋さんは「社会人として働いていましたが、どうしてもステージの道をあきらめきれない自分がいます。次のステージへ進むために、積み重ねてきたダンスのスキルだけでなく、演劇・歌など、自分の可能性のあるすべてのことに挑戦していきたいです」と語った。

　第２４回大会でミス日本に輝いた女優の藤原紀香（４６）も駆け付け、「もらい泣きしちゃいました」と感激。
　「『エントリーナンバー』って聞いた瞬間に２６年前に戻ってしまいました。発表された瞬間の驚き、喜びなど、思いがいっぱいになった２６年前を思い出しました」と、しみじみ話した。