５人組ダンス＆ボーカルグループ「Ｄａ−ｉＣＥ」の花村想太（２７）が初単独主演を務める舞台「駆けはやぶさ　ひと大和」（作・演出：西田大輔）が８日、東京・天王洲銀座劇場で開幕した。

　幕末を生きた男たちを描いた３部作の舞台「もののふシリーズ」の最終章。白虎隊の青春を描いた第１章（２０１５年）、新撰組なきあとの斎藤一を主軸に描いた第２章（２０１６年）に続き、今作では新撰組が高みを目指して走り出した日々から、時代とともに終えんへと向かう様を描く。
　主人公の新撰組・中島登役を演じる花村は初日を迎え、「めちゃくちゃ気合が入っています！素晴らしい作品になっていると思いますし、過去の作品も見たくなるような舞台になっていると思うので、ぜひ楽しみにしていてください」と語った。

　テーマソング「終わりある旅」の作詞も花村が手掛けた。
　曲作りにあたって「中島登が一番伝えたかった、残したかったものを楽曲にも残していきたいなという思いで詞を書かせていただきました」と明かし、「歌詞に注目して聞いていただけたらと思います」と呼びかけた。

　舞台は１８日まで同所で上演。その後、大阪・森ノ宮ピロティホールで２３日から２５日まで上演される。