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市川團十郎、妻・小林麻央さんの命日に胸の内を明かす 「できれば今見てほしかったな」

2023年6月22日 22:05
市川團十郎、妻・小林麻央さんの命日に胸の内を明かす 「できれば今見てほしかったな」
市川團十郎さん
歌舞伎俳優の市川團十郎さん(45)が22日、東京・港区の芝大神宮で行われた歌舞伎公演の成功祈願に、長男の市川新之助さん(10)と登場。“團十郎”、“新之助”として初めて迎えた妻・小林麻央さんの命日に、團十郎さんが麻央さんへの思いを明かしました。

7月3日から歌舞伎座で上演される、七月大歌舞伎『 め組の喧嘩』の成功祈願のため、芝大神宮を参拝した團十郎さんは「うちの父親が、十二代目の團十郎が四ツ車役をやって。いろんな役で出させていただいて、いつかはと思っているところに、数年前に勤めることになって。ようやく大神宮様に来たっていうことは、歌舞伎座で“め組”がかけられる。なんとも言えないものだなというのを今かみしめている最中で。男の意気地というか、建前っていう、生き方のぶつかり方を背中でみせられるように今日から頑張りたいなと思いました」と意気込みを語りました。

また6月22日は、團十郎さんの妻・麻央さんの命日ということで、團十郎さんは「今日はお墓参り行ってきたんですけど、あの時は空が真っ赤でね、いまだに忘れられないような空の色をしてたんですけど。この間も、私事なんですけど、彼(新之助)が初めて助六を素踊りで踊って。妻は生前に私の助六が好きだったので、“いつか、かんかん(新之助さんの愛称)の助六が見られたら泣いちゃうわね”みたいな話をしていたものですから、見てほしかったなというのと同時に、空から見てるでしょうけど、できれば今見てほしかったなと思いますけど」と新之助さんの成長を麻央さんに見てほしかったと、胸の内を明かしました。

続けて、團十郎さんは「とにかく團十郎、新之助として初めて彼女の命日を無事に迎えたよということを今日の朝、1人だったんですけど、子供たちが学校に行った後に報告しに行って、そんな感じです」と語りました。