市川團十郎 妹・翠扇と兄妹げんか「私の中では昔ですから」
市川團十郎さん
俳優の市川團十郎さん(45)と妹で舞踊家の市川翠扇(すいせん)さんが1日、東京・銀座の歌舞伎座ギャラリーで『十二世市川團十郎十年祭 特別展』オープニングテープカットに出席。翠扇さんが父(十二世 團十郎さん)との思い出を明かしました。
歌舞伎座『團菊祭五月大歌舞伎』(5月2日から27日千穐楽)と併せて開催される展示会は、今回上演される成田屋が大切にしてきた演目『若き日の信長』にまつわる品々や十二世市川團十郎の思い出に残る当たり役の数々の舞台写真なのが展示されます。
團十郎さんは「懐かしい。父の生い立ちから分かります」と話し展示品を見て「祖父が考えていたこと、文面にも書いてありましたし、父が言っていたことそのようなことを改めて振り返る場所に私自身体験させてもらえたことがうれしいです」と話しました。
見どころについて翠扇さんは「父としての存在を10年ぶりに、このような機会をいただいて振り返って見ますと本当に感情がこみ上げてくるというか、当時の父との思い出ですとか色々なことが振り返って感慨深いと言いますか」と心境を語りました。
歌舞伎座『團菊祭五月大歌舞伎』(5月2日から27日千穐楽)と併せて開催される展示会は、今回上演される成田屋が大切にしてきた演目『若き日の信長』にまつわる品々や十二世市川團十郎の思い出に残る当たり役の数々の舞台写真なのが展示されます。
團十郎さんは「懐かしい。父の生い立ちから分かります」と話し展示品を見て「祖父が考えていたこと、文面にも書いてありましたし、父が言っていたことそのようなことを改めて振り返る場所に私自身体験させてもらえたことがうれしいです」と話しました。
見どころについて翠扇さんは「父としての存在を10年ぶりに、このような機会をいただいて振り返って見ますと本当に感情がこみ上げてくるというか、当時の父との思い出ですとか色々なことが振り返って感慨深いと言いますか」と心境を語りました。
■展示品の思い出で兄妹げんか?
展示会の見どころの一つ、陶器でできた重箱について、團十郎さんは「(普段は)使いません。僕は使いません」ときっぱり。しかし翠扇さんは「父が亡くなってからは使ってないんですけど、あれは父が海老蔵時代に絵付けをしたものなので」と説明し、使用していたと話します。
これに團十郎さんは「使う?何に使ってんの?」と食い気味に尋ねると、翠扇さんは「たまたまあれをしまい込んでいたのを見つけまして。時々、母(堀越希実子さん)がなんか入れてくれました。ローストビーフとか…」と回答。
團十郎さんは「昔ね。私の中では昔ですから。彼女(翠扇さん)の中では最近なの。昔の話でしょ? “最近使ってません”を否定しないでください。少なからず10年は見てないよ、やめてください(笑)」と兄妹で漫才のような掛け合いを披露しました。