歌舞伎俳優の市川團十郎白猿さん（45）と、妹で舞踊家の市川翠扇（すいせん）さんが1日、東京・銀座の歌舞伎座ギャラリーで行われた『十二世市川團十郎十年祭 特別展』のオープニングテープカットに出席。長男の市川新之助さんが、稽古の合間に行う“あること”を明かしました。

本展示では、亡き父・十二世市川團十郎さんの思い出に残る数々の舞台写真や、成田屋が大切にしてきた『團菊祭五月大歌舞伎』で上演される『若き日の信長』にまつわる品が展示されます。

5月2日から歌舞伎座で上演される『團菊祭五月大歌舞伎』（27日千穐楽）で信長を演じる團十郎さんは、展示について「懐かしい。父の生い立ちが分かります」と語りました。

また、團十郎さんは長男・市川新之助さんの近況にも触れ、「彼は6月に助六由縁江戸桜を踊るということで、必死にゲームの合間に稽古している」と明かし、「昨日も朝起きてから、もそもそ稽古をはじめて（十一世市川團十郎の長女・市川）壽紅の叔母が家に来て稽古をして、それが終わったらゲームして。（壽紅の叔母様から）“これを確認しなさい”と言われ、それを見ながらゲームして、非常に豊かな日曜日を彼は過ごしていたんじゃないかな」と明かしました。