歌舞伎俳優の市川團十郎さん（45）が13日、5月公演で自身が勤める演目の意気込みを語りました。

團十郎さんが出席したのは、『團菊祭五月大歌舞伎』十二世市川團十郎十年祭『若き日の信長』の取材会。團十郎さんが勤めるのは、戦国武将・織田信長の孤独や苦悩を描いた演目『若き日の信長』。團十郎さんの祖父の代から、成田屋ゆかりの演目として受け継がれてきました。

今回、信長を勤めるために、ドラマや映画などで様々な俳優が演じた“信長”を研究しているという團十郎さんは、「（映画で）木村拓哉さんがお考えになっているだろうこととか、岡田准一さんが今（ドラマで）なさっていて“こういうふうにしたい”と思うことを拝見していて楽しい。信長は、その俳優が望む信長自身になれる可能性がある人物像。刺激になります」とコメントしました。