元大関・小錦 妻から腎臓提供で6時間の移植手術 妻がそばで見てきた「病気とケガとの闘い」
■妻・千絵さんの不安を払拭した人「相談にもずっとのっていただいた」
妻の千絵さんは、小錦さんのこれまでの体調について「出会ったときは280キロくらいあったので、ずっと具合が悪いんです。12年くらい前に胃を小さくする手術を一度やって100キロぐらい落としたんですが、リバウンドで太っちゃって。ダイエットなかなかできなくて、ずっと苦しんできて。その間に腎臓が悪くなってきていて、限界のところまできて今回手術に至った。ずっと病気とケガとの闘いでした」と語り、長年寄り添ってきた小錦さんの苦悩を明かしました。
腎臓移植手術について、千絵さんも不安が大きかったそうですが、「武蔵川親方(元横綱・武蔵丸)と奥様が7年くらい前に(今回と同じ先生に)手術をしていただいているというお話を聞いていた。奥様から色々お話聞けたし、相談にもずっとのっていただいたので、それがあったからできた。もしそれがなかったら、やっていなかったかもしれないですね」と、決断に至った経緯を振り返りました。
小錦さんは妻への感謝を口にするとともに、「今回の手術のおかげで気分もよくなって、来年は爆発します」と、元気な姿をアピールしました。