藤原さんが出席したのは、『PARCO劇場開場50周年記念シリーズ「月とシネマ2023」』の初日前会見です。『月とシネマ』は2021年に上演が予定されていましたが、コロナ禍の影響で全公演が中止に。そして今回、新キャストを迎え上演されます。

藤原さんは「（今回の）本読みの時、中井貴一さんに挨拶に行った時、おお久しぶりって言ってくれるのかなと思ったら、“初めまして、中井貴一です”と言われた時は、ちょっと待ってくださいよと」とコメント。

また、中井さんは「2年前に藤原くんがまだデビュー前で、“僕まだデビュー出来てないんですよ”って言って。丈のためにも、もういっぺんやるかっていう話になって。そしたら、こんな有名になると思わなかった。こんな人気者になるんだなって、一番状況が変わったのは藤原丈一郎くんなんで」と言われると、藤原さんは「やめてください」とツッコみながら話を聞く場面も。続けて、中井さんは「じゃあやらなくてもよかったんじゃないかって思いもどっかにあったんですけど、もちろんアイドルなんだけど、いずれかそこから役者としてやっていったりするベースみたいなものが、ここの瞬間になにか作れるみたいなことがあればいいなと思いながら」と、藤原さんへの思いを明かしました。

さらに、中井さんは「こいつ（藤原さん）ガラッガラの声で来たんですよ、初日に。ひとりだけ声が出てないっていう、最悪な稽古初日を迎え、そこから徐々に回復をし、やっと本日に至った次第でございます」と稽古初日のエピソードを暴露。

藤原さんは、「ちょうどライブツアー中でして、そこでちょっと声をからしてしまって、声がガラガラで総ツッコミを食らいまして。でもそこから喉のケアだったり、中井貴一さんから差し入れのほうもいただきまして、しっかりと喉が潤っていきました」と笑顔でコメントしました。