松本幸四郎「どろどろとした、独特の世界が展開します」 40年ぶりに父・白鸚が演じた役で初役に挑む
三月大歌舞伎で足利義教を勤める松本幸四郎さん(C)松竹
歌舞伎俳優の松本幸四郎さん(50)が3日、東京・銀座で初日を迎えた『三月大歌舞伎』(26日千穐楽)で、40年ぶりに上演される『花の御所始末』の初役に挑んでいます。
『花の御所始末』は、1974年に初演。幸四郎さんの父、松本白鸚さんがこれまで二度演じられた伝説の舞台で、シェークスピアの戯曲『リチャード三世』に着想を得て“悪華”を描いた作品です。40年ぶりに上演する舞台で幸四郎さんは、足利義教を初めて勤めます。
幸四郎さんは公演前「どろどろとした、独特の世界が展開します。義教は人間の奥底にある気持ちを露骨に出し、何にも動じず平気で悪事をやり遂げていく。何が善で何が悪か人間の本質とは何か、皆さんに投げかけていく芝居だと思います。」と、話していました。
この舞台には幸四郎さんの長男、市川染五郎さんも出演しています。
『花の御所始末』は、1974年に初演。幸四郎さんの父、松本白鸚さんがこれまで二度演じられた伝説の舞台で、シェークスピアの戯曲『リチャード三世』に着想を得て“悪華”を描いた作品です。40年ぶりに上演する舞台で幸四郎さんは、足利義教を初めて勤めます。
幸四郎さんは公演前「どろどろとした、独特の世界が展開します。義教は人間の奥底にある気持ちを露骨に出し、何にも動じず平気で悪事をやり遂げていく。何が善で何が悪か人間の本質とは何か、皆さんに投げかけていく芝居だと思います。」と、話していました。
この舞台には幸四郎さんの長男、市川染五郎さんも出演しています。