桃井かおり「大きな問題」 米国映画俳優組合ストライキの影響を明かす
桃井かおりさん
現在アメリカ・ロサンゼルスに拠点を構える俳優の桃井かおりさん(72)が20日、『第6回 種田山頭火賞 授賞式』に出席。7月から米国映画俳優組合(SAG-AFTRA)が実施しているストライキについて語りました。
『種田山頭火賞』とは、自然に親しみ酒を愛し、自分の理想を求めて行きつ戻りつしながら信念を貫いた俳人・種田山頭火さんの生きざまを彷彿とさせる人に贈られる賞です。
『種田山頭火賞』とは、自然に親しみ酒を愛し、自分の理想を求めて行きつ戻りつしながら信念を貫いた俳人・種田山頭火さんの生きざまを彷彿とさせる人に贈られる賞です。
桃井さんが生活の拠点を構えているアメリカでは、7月からハリウッドスターやテレビの司会者ら約16万人が加盟する米国映画俳優組合(SAG-AFTRA)がストライキを実施。組合員は撮影や宣伝活動が行えません。
桃井さんも影響を受けているそうで「(日本の)この授賞式は大丈夫なんですけど、(アメリカでは)打ち合わせもしちゃいけないんですよ」と状況を明かしました。
また、組合が危惧している人工知能・AIの発達による俳優の仕事への影響について「私たち(俳優が発音する)あ、い、う、え、お、A、B、C、を録音、表情も全部撮って、それをデータにして、コンピューターで俳優を処理していくことが行われるかもしれないという恐怖なんです。そうすると、(俳優が演技をする必要がないので)俳優としての悩みはなくなるけれども、(仕事がなくなり)食べていけない俳優さんがいっぱいいると思うんで大きな問題ですよね」と意見を述べました。