ベルリン映画祭 桃井かおりさん出演作受賞
世界三大映画祭のひとつ「ベルリン国際映画祭」で、女優の桃井かおりさんが出演し、震災後の福島県を舞台にした作品が受賞した。
ドイツのベルリン国際映画祭で20日、震災後の福島県で撮影されたドイツ映画「フクシマ・モナムール」が、芸術性の高い作品に贈られる国際アートシアター連盟賞を受賞した。
「フクシマ・モナムール」は、将来への希望を失い福島県の被災地を訪れたドイツ人女性と、桃井かおりさん演じる芸者が、仮設住宅での同居を通じて交流を深めていく作品。
この作品は、前日に、社会問題を描いたドイツの優れた映画に与えられる「ハイナー・カーロウ賞」も受賞している。