映画俳優玉森裕太、誕生。撮影現場で鼻血も
映画「パラレルワールド・ラブストーリー」(5月31日公開)のプレミアイベント&完成披露試写会が16日、都内で行われ、主演のKis−My−Ft2の玉森裕太(29)をはじめ、吉岡里帆(26)、染谷将太(26)、筒井道隆(48)、森義隆監督(40)らが登壇した。
作家の東野圭吾さんの同名小説が原作で、自分の恋人の女性が、もうひとつの世界では友だちの恋人になっているという2つの世界に主人公が翻ろうされていく謎を描いている。
玉森が「緊張感のある現場で、笑いとかにこやかな空気はなかった」と振り返ると、吉岡も「監督がドS過ぎて、味わったことのないストイックな現場。共演者との会話もなく、ピリッとした感じが印象的でした」と追随し、「役作りで玉森さんが鼻血を出した。追い込まれていたんです」と打ち明けた。
大事な撮影シーンだったという玉森は「熱が上がっちゃって、考えていたら、鼻血がたらーんと出て来た」と回想。森監督は「玉森裕太という映画俳優を生み出さなくちゃと追い込みました」と演出意図を説明し、「映画俳優玉森裕太の誕生も目撃してほしい」と完成度の高さを観客に伝えた。