BTSは、RMさん、SUGAさん、JINさん、J-HOPEさん、JIMINさん、Vさん、JUNG KOOKさんの7人で結成され、2013年にデビュー。1stシングル『2 COOL 4 SKOOL』を発表しました。韓国国内外の新人賞を総なめし、2014年に日本デビューを果たしました。その後もメッセージ性の強い楽曲をリリースし続け、アメリカのBillboardランキングに名を連ねるほか、グラミー賞に2回ノミネートされるなど、グローバルに活躍しています。さらに音楽に限らず、ニューヨークの国連本部にて、自分自身を愛することについての前向きなメッセージを演説し、影響力を発揮しました。
■大型ビジョンにBTSの広告
今回取材したのは新宿東口にあるビルの広告ビジョン。高さ2メートル、幅10.5メートルの大型ビジョンで、約10分間に1回、BTSの10周年を祝う広告が表示されるようになっています。周辺に集まったファンたちが、思い思いにスマートフォンで撮影していました。
また、大型ビジョンには、写真撮影する人に向けて点字ブロックの上、横断歩道などには立ち止まらないように、定期的に注意喚起の表示もされていました。
■「7人でいてくれてありがとう」
約1年前にハマったという3人組のファンに話を聞いてみると「BTSのYouTubeとかを見ていたら、どんどんおすすめに出てくるようになって。歌もいいし、おもしろいし、ダンスも上手だしっていう感じで好きになっていきました」ときっかけを告白。また、JIMINさんのファンは「日本デビューも来年10周年で日本のファンも恵まれている。長く活動できる理由には、本国のファンが支えてくれたからでもあると思う。日本でもこんな広告が出るなんてうれしい」と喜びを語っていました。
現在、メンバーのJINさんとJ-HOPEさんは兵役義務を履行。そのため、メンバーたちは現在個別に活動していて、順次兵役を履行するということで、所属事務所は、7人がそろうのは2025年頃だとしています。それについてファンは「私たちも応援することしか出来ないから、健康で元気で、無事に帰ってきて、また7人完全体で活動してくれるのを信じて待ってるしかないと思います」と思いを明かしました。
また、2017年に日本の音楽番組で、楽曲『DNA』を披露したBTSを見て好きになったというファンも。BTSと共に時を刻んできたようで「いつの間に10周年…自分も年をとったなと。好きになったときも売れていたけど、ここまで大きい世界的なグループになることまでは考えていなかったから、すごい人たちを好きになってしまったなと思います」と改めて、グループの活躍ぶりに感心した様子で語っていました。
そして、BTSへ「7人でいてくれてありがとう。昔、“解散したい”っていう時もあったって言っていたので、健康に幸せに7人でずっと活動してくれたらありがたい。自分たちが楽しいと思う音楽をしてほしい」と感謝の思いを述べました。
