【土屋敏男氏】目隠ししたいのは…前澤社長
新感覚ライブエンターテインメント「NO BORDER」で企画・演出・プロデュースを務める日本テレビの土屋敏男氏(62)がこのほど、取材に応じた。
「NO BORDER」は、パナソニックの最新スキャナーで来場客を3Dスキャンしてアバター化。「DA PUMP」のTOMO(38)とKENZO(34)が振り付けたダンスを、アバターが音楽にあわせて踊るイベントで、7月7日から9月16日まで大阪・クールジャパンパークで開催される。
土屋氏は「今まで見たことがないもの」と自信を見せ、「世界に存在していなかったことを、やるのが好きなんです。間違いなくこれは、日本のデジタルテクノロジーの最先端で新しいエンターテインメント。これからの日本のクリエイティブって、世界を目指す前提でないと作っちゃいけないと思う」と話した。
「が〜まるちょば」がショーのナビゲーターを、森三中の黒沢かずこ(40)がアバターをリードするメインダンサーを務める。
土屋氏は「“が〜まる”はこれまで何十年も世界中の路上や劇場でいろんな国の人を笑わせてきた。そこに新しいデジタル技術が入ってきて、まったく違うエンターテインメントの関係性を発見していくと思う。黒沢は存在感とアンバランスとパワー(がある)」と期待した。
土屋氏といえば伝説のバラエティー番組「電波少年シリーズ」では「T部長」としてもおなじみで、タレントを目隠し状態で“連行”して過酷な挑戦をさせることで話題となった。
そんな土屋氏に「今、目隠ししてどこかに連れていきたい人は?」と聞いてみると、「ZOZOの前澤(友作)さんかな」と答えてニヤリ。前澤氏を高く評価しているのが理由で、「砂漠でひとりにさせても、何とかするタイプ。自分の力でのし上がってきた人って、本当の意味での知恵や生きることへの執着心があるはず。人間の可能性の極限値を見てみたい」と説明した。