歌手の島谷ひとみ（３８）が２３日、東京・池袋のサンシャインシティ噴水広場でデビュー２０周年記念ミニアルバム「ｂｒｉｌｌｉａｎｔ」（２４日発売）のリリース記念イベントを開催した。

「あっという間の２０年でした。内容は濃く、１日も無駄にしなかったのかなと自分をほめたい」と、歌手、リポーター、女優にと活躍の場を広げた年月を回想。「自分の気持ちをダイレクトに表現できるのが音楽で、２０周年の感謝をまるっと凝縮して作った」と制作意図を説明した。

集まった１０００人のファンに、新曲「Ｂｒｉｌｌｉａｎｔ　Ｗａｙｓ」のほか、デビュー曲の演歌「大阪の女」、代表曲「亜麻色の髪の乙女」など６曲をパフォーマンスすると同時に、意外な心境も吐露した。
「『亜麻色〜』は歌い過ぎてけん怠期になったこともありました」と２０代後半に感じた気持ちを率直に打ち明け、乗り切れた瞬間のことを「この歌を知らないはずの小さな子どもが盛り上がってくれている姿を見て、私の最大のコミュニケーションソングだなと」と明かした。