超特急、大幅演出変更も「逆にワクワク」
6人組グループの超特急が17日、沖縄コンベンションセンターで、全国ホールツアー「EUPHORIA〜Breakthrough, The Six Brave Stars〜」の最終公演を開催した。
台風10号の影響によりフェリーが欠航したため、舞台セット等の機材搬入が不可能になり、大幅な演出変更を余儀なくされるなど、最終公演はハプニングに見舞われた。
今回の公演を完走すると、悲願の“47都道府県全国開通(ライブ進出)”を達成する。ライブ前の会見でカイ(24)は「全国開通を達成するファイナルなので、内容は少し変わってしまうかもしれないけれど、今まで以上により良いライブを見せようとみんなで考えました。逆にワクワクしています」と意気込み。
現地で調達した浮輪などの小道具を使った演出で、「超えてアバンチュール」「Summer love」など22曲を歌い、1700人の8号車(ファン)を魅了した。
4月にスタートし、33公演で10万人を動員した今ツアー。6月には、メンバーのユースケ(23)がひざの負傷などの体調不良で休養を発表した。
このため、メンバーそろってのツアー完走とはいかなかったが、ファイナルにあたり、ユースケから「頑張って」という連絡をもらい、メンバーはユースケの思いも乗せてパフォーマンス。カイは「ユースケ推しの黄色いペンライトやTシャツもすごくたくさん見えて、すごく幸せだなと思った」とファンのサポートにも感謝した。
リョウガ(24)は、今後の活動について「日本の次は世界。近いところで言うとアジアから、世界に羽ばたいていきたい」とさらなる飛躍を誓った。