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宮﨑あおい、優しく見守る“先生”役 現実でも“役と同じ気持ちに”

2022年12月25日 16:13
宮﨑あおい、優しく見守る“先生”役 現実でも“役と同じ気持ちに”
映画『かがみの孤城』舞台挨拶に登壇した宮﨑あおいさん
俳優の宮﨑あおいさん(37)が22日、アニメ映画『かがみの孤城』(12月23日公開)の舞台挨拶に、當真あみさん(16)や芦田愛菜(18)さんらと登壇し、主人公を演じた當真さんへの思いや本作の魅力を語りました。

映画は、2018年に本屋大賞に輝いた辻村深月さんのベストセラー小説が原作。学校での居場所をなくし家に閉じこもっていた主人公の中学生・こころが、“鏡の中の城”を舞台に、さまざまな事情を抱えた中学生と出会い、城の中に隠された鍵を探しながら、次第に心を通わせていくファンタジーミステリーです。主人公・こころは、1000人を超えるオーデイションから選ばれたという、當真さんが演じました。

■當真さんへ温かいまなざし “役と同じ気持ちに”

こころを優しく見守るフリースクールの先生の声を演じた宮﨑さんは「前回のイベントのときに當真さんが舞台挨拶が初めてとおっしゃっていて、當真さんの初めてに自分が立ち会えたのがうれしかった。初めては1回しかないから。(當真さんが)これから色んなことを経験して変化していくのを見ていきたいし、(演じた)役と同じ気持ちで當真さんを見ているなと思いました」と温かいまなざしで伝えました。

■本作は「世界を変えてくれる映画」

また、本作について宮﨑さんは「世界を変えてくれる映画かなと思う。学生の頃は“学校”という世界がすべてで、そこで友達とうまくいかないとそれで全てが終わってしまう、何もできなくなっちゃう時期があると思います。でも、大人になってみるとそんなこと全然なくて、世界はもっと広いし、違う世界がいっぱいある。違う世界に足を踏み入れてみたら悩んでたことは“ちっぽけな悩みだったんだ”と思えるかもしれない。今いる場所が苦しいなと思っても、そこが全てではなくて、“視点を変えてみよう”と思わせてくれたり、心を軽くしてくれる映画です」と魅力を語りました。