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鈴木福「大事なのは全力で楽しむこと」 見るのもやるのも楽しい演劇の魅力

2024年8月1日 21:15
鈴木福「大事なのは全力で楽しむこと」 見るのもやるのも楽しい演劇の魅力
鈴木福さんが広げたい“おもしろい”とは?
今年の『こどもウイーク』のテーマは「こどもと“おもしろい”を広げよう!」。そこで気になるあの人の「私が広げたい“おもしろい”は何なのか?」を教えてもらいました。

今回話を聞いたのは、『ZIP!』の木曜日パーソナリティーを務める鈴木福さん。今年6月で20歳になった鈴木さんは、子役時代からの長い俳優歴の中で、初めて舞台に出演した時のワクワクが今につながってるということで、演劇の魅力について語ってくれました。

――鈴木さんが広げたい“おもしろい”とは?

僕がぜひみんなに知ってほしいなと思うのは、演劇のおもしろさですね。最初に初舞台で出たのは小学6年生の時で、見るのは小学1・2年生ぐらいのころに初めて舞台を生で見ましたね。

(初舞台は)もうめちゃくちゃ緊張しましたし、心臓飛び出るんじゃないかっていうぐらい。ゲネプロっていう本番の初日の前にやるほぼ本番みたいな。関係者の人たちが見るみたいなのがあるんですけど、それが一番緊張しましたね。

僕は今回、演劇っていうテーマで言ってますけど、見るほうもやるほうも好きになってほしいんですよね。やるほうは、学校の学芸会とか学習発表会的な場で初めてやる子も多いと思いますけど、そこから先に行っても行かなくても、それを楽しむってこともしてほしいですし。

見ることはプロじゃなくてもみんな楽しんで見てもらえると思うので。見て、そこで新たな学びというか、「こういうテーマがあるんだ」とか、「こういう世界があるんだ」とか、「こんな世界あったらいいなあ」とか。そういうふうに色々考える種をもらえるところが、すごく楽しいなと思うし。

映画とかドラマももちろん素晴らしいし、大好きなんですけど、演劇の場合は、その場、その時、その空間にしかないものを一緒に共有するっていうのがすごく貴重な体験になると思うので、ぜひチャレンジしてほしいですね。

初舞台として踏んだあの時のワクワクとか楽しさが、その次にチャレンジするきっかけにもなったので。そこからつながって、今僕は本当にやってよかったなと思う作品がたくさん…今まで出た作品全部そうなんですけど。そういうふうにつながってるので、本当によかったなと思います。

出るほうも見るほうも恥ずかしがらずに。出るほうだとしたら楽しんで、その役になりきった時に、自分とは違う自分が出てきたりだとか、自分が知らなかった世界、考えたこともなかった考え方ができてみたりとか。見るほうだとしたら、そういう世界観を受け取れたり、その場でしかない空間を楽しんだり。そういったのをぜひチャレンジしてほしいです。

僕なんてまだまだなんであれですけど…でも本当ちっちゃい時の、何か一つ一つ、今こういうことしたいなとか、これ楽しいな、あれいいな、こういうことしたいなに対して、とにかく楽しむ。全力で。

それを続けてたら僕自身も、今すごく楽しく、一応20歳も超えて、大人の仲間入りできたのかなと。まだまだ心は子供ですけど。そんな感じなので、ぜひ全力で楽しんでほしいです!

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「私が広げたい“おもしろい”」。日本テレビ『こどもウイーク』(7月27日(土)~8月4日(日))に合わせ、誰もが気になるアノ人の「私が広げたい“おもしろい”」を集めました。「どんなことを『おもしろい』と思っているのか」、「どんなところが『おもしろい』と感じているのか」、「『おもしろい』と思うようになったきっかけは何か」を見ることができます。