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【訃報】山遊亭金太郎さん、白血病で死去

2019年9月18日 19:17

落語家の山遊亭金太郎(さんゆうてい・きんたろう、本名・佐藤敏弘=さとう・としひろ)さんが17日午後9時45分、急性骨髄性白血病のため、都内の病院で亡くなった。63歳。山形県出身。

通夜は24日午後6時から、葬儀・告別式は25日午前10時30分から、千葉県我孫子市我孫子1−14−10のアビコセレモアで営まれる。喪主は妻の佐藤きよ子さん。

金太郎さんは陸上自衛隊除隊後の1978年、二代目桂小南に入門。稽古の鬼として知られる師匠のもとで修業を重ね、明るい口跡で幅広い演目を口演した。

落語芸術協会によると、金太郎さんは昨年8月に骨髄異形性症候群を患い、闘病していた。今年2月に親族から骨髄移植を受け、病院内で患者向けに落語会を開くなど順調に回復していたが、6月に急性骨髄性白血病を発症したという。
7月に病院内で医療関係者や入院患者向けに開催した落語会が最後の高座となった。演目は「ぜんざい公社」。