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【高須光聖】ダウンタウンは年々真面目に…

2019年9月24日 12:35
【高須光聖】ダウンタウンは年々真面目に…

笑える新感覚時代小説「おわりもん」(幻冬舎)を出版した放送作家の高須光聖(みつよし)氏(55)がこのほど、日本テレビの取材に応じ、ダウンタウンについて語った。

高須氏とお笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(56)と浜田雅功(56)は小学校の同級生。日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」など、ダウンタウンの冠番組のほとんどに放送作家として関わっている。

「(高須氏もダウンタウンも)働くのが嫌いだったし、真面目にするのがイヤな3人だった気がするんですけど、いつの間にか『なんでこんなに働いているのかな』っていうくらい年々真面目になっている」としみじみ。3人が真面目になっていった理由を「面白いことが好きだったので、それを追究していくとどうしても真面目にならざるを得ないのかなとは思います」と説明した。

もっとも身近な立場で2人を見てきた高須氏に、「ダウンタウンのスゴさとは?」と質問すると、「今までいろんな芸人さんが表現してなかったり、見落としてたり、見向きもしなかったことを『実は面白いんですよ』と提案し続けた」と答え、「それを分かりやすく表現してきたのがダウンタウン。だからお茶の間に彼らの笑いが浸透していった」と分析した。

さらに高須は、松本が1994年に出版して大ベストセラーとなった著書「遺書」で「40歳になったら芸人を辞める」と言っていたことに触れ、「『(松本に)40になったら何で辞めんねん』と聞いたら、『才能が枯渇して面白いこと言われへんやろ。そうなったら辞めざるをえへんやん』って彼は言っていた。ということは、20代の若造が(当時すでに)40を超えた芸人さんにケンカを売っていることになる」と話した。

現在、活躍する若手芸人について高須は「面白い方はたくさん出てきている。テクニックがあって、いろんなことができる器用な芸人さんは増えている」と評価をするものの、「(先輩たちに)唾を吐きながら『自分のお笑いが1番だ』と言い続けてきたのはダウンタウンで最後じゃないかな」と語った。

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