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西田敏行「評判がよければシリーズ化」期待

2019年9月28日 10:56
西田敏行「評判がよければシリーズ化」期待

映画「任侠学園」(木村ひさし監督)が27日、初日を迎え、キャストの西島秀俊(48)、西田敏行(71)、伊藤淳史(35)、中尾彬(77)らが都内で舞台あいさつを行った。

社会奉仕がモットーの真面目な任侠団体「阿岐本組」が、経営不振に陥った私立高校の再建に乗り出す物語。

若頭を演じた西島は「初日を迎え、胸がいっぱいです」とあいさつ。組長を演じた西田は、杖で身体を支えながら登場し、「有料のお客さんですよね」とおちゃめに笑わせた。さらに「評判がよければシリーズ化するかもしれません。皆さんのお力を借りて、シリーズ化に向けて頑張りたいと思います」と、早くも次回作に期待した。

“お悩み相談コーナー”では、伊藤が、大先輩の西田と中尾に「(俳優を)かっこよく続ける秘けつは?」と質問。
中尾は「次の仕事を待っているからかな、続けられているのは。だから代表作はないんだ」と渋い低音ボイスを響かせて回答。
中尾にうなずく西田は「次まで生きてなくちゃいけないからね」と、次回作を引き受けることの責任感を指摘。「老いは必ず来ます。モチベーションがちゃんとあれば、生命力は付いてきます。頑張ってください」と後輩に言葉を贈った。