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舞台『千と千尋の神隠し』 イギリスの歴史ある演劇賞で快挙 最優秀新作演劇賞を受賞

2025年2月10日 22:10
舞台『千と千尋の神隠し』 イギリスの歴史ある演劇賞で快挙 最優秀新作演劇賞を受賞
舞台『千と千尋の神隠し』がイギリスの演劇賞で最優秀新作演劇賞を受賞
宮﨑駿監督の名作を舞台化した『千と千尋の神隠し』が10日、イギリスの歴史ある演劇賞『WHATSONSTAGE AWARDS』で、最優秀新作演劇賞(Award for BEST NEW PLAY)を受賞する快挙を達成しました。

■ロンドンでは135公演、30万人を動員

舞台『千と千尋の神隠し』は、2022年3月に帝国劇場で初上演され、2024年からは新たなキャストを交えて3月に帝国劇場、4月から6月にかけて国内ツアーを開催。それと並行する形で、4月から8月までイギリス・ロンドンで135公演が上演され、30万人を動員しました。(東宝発表)

■授賞式で感謝「駿さん、本当にありがとうございます」

今回の『WHATSONSTAGE AWARDS』は、今年で25年目を迎えるロンドンの演劇ファン参加型の演劇賞です。授賞式に登壇した翻案・演出のジョン・ケアードさんは「日本とイギリスのコラボレーションにより、作品を作れてうれしいです」と、喜びの思いを明かしました。

続けて「イーストエンド(世界の極東)から、(ロンドンの)ウェストエンドへ作品を持ってくるのは大変な苦労がありました。ただ、すべてにおける、本当のマジシャンはスタジオジブリの宮﨑駿さんです。彼の素晴らしい映画は、私たち全員に多大なるインスピレーションを与えてくれました」とコメントし、最後に日本語で「駿さん、本当にありがとうございます」と感謝の思いを語りました。

■7月から8月には上海で公演予定

舞台『千と千尋の神隠し』は7月14日~8月3日にかけて、中国・上海の上海文化広場で上演を予定しています。

最終更新日:2025年2月10日 22:10
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