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「裕次郎賞」受賞の山崎貴監督「うれしい」

2019年12月28日 19:18
「裕次郎賞」受賞の山崎貴監督「うれしい」

「第32回 日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞」の授賞式が28日、都内で行われた。

その年に最もファンの支持を得た作品かつ、スケールの大きな作品に贈られる「石原裕次郎賞」は、映画「アルキメデスの大戦」が受賞。
この日の授賞式にはメホガンを取った山崎貴監督(55)のほか、キャストの舘ひろし(69)と浜辺美波(19)が出席した。

同作は、天才数学者の櫂直(かい・ただし=菅田将暉)が巨大戦艦・大和の建造計画を阻止しようと奮闘する姿を描く物語。
映画「ALWAYS 三丁目の夕日」(2005年)以来の「石原裕次郎賞」受賞となる山崎監督は「戦艦大和というものを主軸にした映画を作ったんですけど、戦艦大和の美しさや愚かさというものが、すごく日本という国を象徴しているような気がしている」と語り、「少し問題提起もありつつ、エンタメでもある作品に賞をいただけたことは本当にうれしい」とスピーチした。

劇中で山本五十六役を演じた舘は「どんな役作りをしたか?」と質問されると、「髪の毛を切ったということですね」と答え、笑いを誘った。