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森田剛、吉岡里帆は「芯があって強い女性」

2020年1月12日 20:36
森田剛、吉岡里帆は「芯があって強い女性」

舞台「FORTUNE(フォーチュン)」のけいこが12日、東京芸術劇場プレイハウスで公開され、キャストの森田剛(40)、吉岡里帆(26)、田畑智子(39)らが出席した。

悪魔と契約して欲望をかなえる男の顛末(てんまつ)が描かれた“ファウスト伝説”の舞台を、英国を代表する劇作家のサイモン・スティーヴンス氏が現代ロンドンの映画業界に置き換えた新作。今回が世界初上演となる。
幼いころのトラウマで人を信じ切れず、常に喪失感を抱えて生きている映画監督フォーチュン・ジョージ役を森田が、フォーチュンが思いを寄せる若き映画プロデューサーのマギー役を吉岡が演じる。

14日に本番を控え、森田は「いよいよ始まるなという感じで、ドキドキしています。けいこ期間も含めて変化の多い舞台だったので、やっとここにたどり着いた達成感もあるんですけど、ここから始まるのでソワソワしています」と心境を告白。
森田は膨大なセリフ量と向き合いながら演出家のショーン・ホームズ氏らと高いレベルを求めて試行錯誤してきた様子で、「変更、変更であきらめないんですよね、(演出の)ショーンさんが。あきらめが悪いというか、とにかく日々進化を求めている方なので貴重な体験でした」と、けいこの日々をジョーク交じりに振り返った。

森田と吉岡は初共演。
森田が「すごいです。芯があって、強い女性だなという感覚」と吉岡を称賛すると、吉岡は「恥ずかしいです、ホントに…。恥ずかしいということに限ります」と照れくさそうな表情を見せた。

舞台は同所で14日から2月2日まで上演。その後、長野、大阪、福岡でも公演が行われる。