映画「グッドバイ〜嘘からはじまる人生喜劇〜」（２月１４日公開、成島出監督）の完成披露試写会が２３日、都内で行われ、ダブル主演を務める大泉洋（４６）、小池栄子（３９）らが登壇した。

昭和の文豪・太宰治の未完の遺作をもとにした舞台作品の映画化。
情けないのにモテる文芸誌編集長の田島周二（大泉）が愛人たちと別れるため、ガサツで金にがめつい担ぎ屋・永井キヌ子（小池）と“嘘夫婦”を演じるさまを描く。

“モテ男”のオファーを受けた時の心境を聞かれた大泉は、「“モテ男”を強調をして言われなかったので、意識はしていなかった。モテてるシーンもあんまりないんですよね…」と苦笑い。
小池は「大泉と周二の共通点」を「チャーミングさ」と答え、「大泉洋さんを嫌いな人は聞いたことない。人間としての豊かさやチャーミングさが全面に田島に注入されている」と伝えると、大泉は「わりといいこと言いますね。模範解答です」と喜んでいた。

映画のタイトル「グッドバイ」をテーマに話が繰り広げられ、小池は「映画のキャンペーンでバラエティー番組に大泉さんと出演することが多くて、楽しかったんだけど、収録が終わって大泉さんと『グッドバイ』した後に安らかな気持ちになった」と告白。すかさず大泉が「お互いさま」と反撃し、「小池の振りがすごくて、カロリーを使う。マイケル・ジャクソンのものまねをさせられた」と明かすと、小池がものまねをするように要求。大泉はものまねを披露するも「お前とのキャンペーンにグッドバイしたい」とボヤき、笑いを誘った。