尾上菊五郎ら、歌舞伎座で吉例の豆まき
きのう2日に初日を迎えた「二月大歌舞伎」(26日千秋楽)の出演者が3日、東京・歌舞伎座で吉例の「節分祭」の豆まきを行った。
夜の部「羽衣」の終演後、再び幕が上がると出演者25人が舞台上に勢ぞろい。
中央に立つ尾上菊五郎(77)による「皆様、本日はご観劇賜りまして誠にありがとうございます。それでは吉例によりまして、令和2年の節分追儺(ついな)の式を行わせていただきます。どうぞ皆様ご協力の程、よろしくお願い致します。福は〜内!鬼は〜外!」というかけ声を合図に、出演者が大入り袋に入った豆を場内にまいた。
青鬼や赤鬼も舞台で暴れまわったが、俳優陣の気迫に圧倒され、逃げ回り、場内からは笑いが起こった。