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工藤静香、娘との関係は「友達の感覚」 最新アルバムには二女 Kōki,も参加

2024年8月2日 22:05
工藤静香、娘との関係は「友達の感覚」 最新アルバムには二女 Kōki,も参加
約7年ぶりにアルバムを発表した工藤静香さんにインタビュー
ソロデビューから37年を迎えた歌手の工藤静香さん(54)が、7月に自身7年ぶりとなるオリジナルアルバム『明鏡止水』を発表。これまでの歌手活動や音楽活動をする上で大切にしていることなどを、news every.の刈川くるみキャスターが伺いました。

■最新アルバムには二女のKōki,さんも参加

工藤さんは1987年に『おニャン子クラブ』からソロデビューし、今年でデビュー37年目を迎えました。現在は歌手活動だけではなく作詞家・愛絵理としても活動しています。最新アルバムでは収録される11曲のうち、9曲で作詞を担当しました。また、作曲にはスキマスイッチやwacciの橋口洋平さんをはじめ、工藤さんの二女・Kōki,さんも参加しました。Kōki,さんは、『アイスコーヒー』と『I am ready』の2曲を作曲しています。

工藤:『アイスコーヒー』みたいなオシャレな歌は作ってもらって良かったなって。(Kōki,の)パソコンの中に曲が入っていて、「アルバム作るから」って言ったら好きなのを選ばせてもらったというか。「じゃあ、この曲とこの曲ください」という感じでもらいました。

さらに、Kōki,さんは収録曲『霙(みぞれ)』のミュージックビデオにも出演しています。

工藤:自宅にいて「女優さんを探していて、こういう方とか声かけようと思うんだ」という話をなんとなくしていたら、Kōki,ちゃんが「私やるよ」って言ってくれたんですよ。限られたスケジュールでやってくれたので、私はすごくうれしかった。(撮影の)帰り道に「この『霙(みぞれ)』はすごくステキな曲だし、私が出演させてもらってよかった」と言ってくれました。

刈川:それは母としては?

工藤:もうウルウルしちゃいました。“あっうれしい”と思って。本当に曲を気に入ってもらって、これやってよかったと思ってもらえるのは本当にうれしい。

■娘とは“友達”のような関係 「何でも話せるように」

仕事の場で共演を果たした工藤さんとKōki,さん。一方、私生活ではKōki,さんも含めた家族みんなで魚釣りに行くなど、友達のような関係性だといいます。

刈川:工藤さんの料理はすごく見るのが好きで、実際にどれくらい昔からお料理をされていたんですか?

工藤:ちょこちょこしているけれども、結婚してからだと思います。自分で自分のために何かしようとは若いときも思わないし、料理作るんだったらその分寝たいとか、どこか飲みに行きたいとか、そういう感じだったので。必要でするようになったし、やりたいからやっているという感じです。

刈川:Cocomiさん(工藤さんの長女)やKōki,さんと一緒に作られることはありますか?

工藤:何か一緒に作ったこととかあるかなぁ…。でも、みんなでやる時は釣りに行ったときかな。海釣りに行って(釣った魚の)ウロコを取るのが、係が決まっているというか。私が(魚を)さばいたら、長女が薄く切って盛り付けるとか。二女は船の上でしめるとか。いろいろ役割があったり。

刈川:工藤さんと娘さんたちの関係性がすごく好きなんですけど、友達のような関係とか姉妹のようだとか、どんな感じでご自身で思われていますか?

工藤:友達じゃないですか多分。友達の感覚だと思います。何でも話せるようにというか、「親に向かって~」みたいなのは元々ないです。

■音楽活動で大切にしていること 「年齢関係なしにずっと楽しんでいければ…」

ソロデビュー以来、37年にわたってファンを魅了し続ける工藤さん。音楽活動をする上で大切にしているものがあるといいます。

工藤:歌を歌うことをずっと続けていきたいし、好きなことなんですけど。だからといって何かがおろそかになるのではいけないと思うので、それを自分がずっとポリシーでやっていること。楽しみたいものを、もう年齢関係なしにずっと楽しんでいければいいんじゃないかという感じもあるし、もう本当に工藤静香の軸が“音楽”という感じだと思います。