この賞は、TikTokで2022年に流行したハッシュタグチャレンジや、楽曲などのトレンドを流行語としてノミネートし、今年の動画投稿数、再生数、いいね数、TikTokアプリ内のユーザー投票数などをもとに総合的に判断。今年最もTikTokで流行したモノやコトを決定するものです。
■『TikTok流行語大賞2022』にノミネートされた流行語30選
『TikTok流行語大賞2022』には、TikTokを象徴した30選がノミネートされました。
（順不同）
1.『踊る暇があったら発明してえ』
2.『それでは聴いてください、チグハグ』
3.『アーニャピーナッツが好き』
4.『愛のしるし』
5.『幸福になる音源』
6.『ウトゥダヨントゥダウ』
7.『てゆーか、みるてんって何？』
8.『純欲メイク』
9.『クラッシュズーム』
10.『毒きのこ』
11.『ギャルピース』
12.『フリーズズーム』
13.『稲妻に打たれました』
14.『よっしゃよっしゃワッショイ』
15.『ホットでグッドな音楽を』
16.『ロマンスの神様』
17.『引き寄せて登場』
18.『melt bitter』
19.『やるせない日々』
20.『POP！』
21.『子供の顔予測機』
22.『PAKU』
23.『NIGHT DANCER』
24.『キクラゲおいち』
25.『W/X/Y』
26.『大人の俺が言っちゃいけない事言っちゃうけど』
27.『死ぬのがいいわ』
28.『通ります』
29.『Effect House』
30.『Tik Tok5周年』
■90年代のヒット曲もノミネート
『踊る暇があったら発明してえ』は、音楽ユニット・水曜日のカンパネラの楽曲『エジソン』の歌い出しの歌詞。2月にリリースした楽曲が、6月にTikTokアプリ内で振り付け動画を中心にトレンド化しました。話題となった振り付け動画はもちろん、ミュージックビデオで披露している、足でステップを踏むパフォーマンスをまねた動画も人気となりました。楽曲を使用した動画の総再生数は27億超えで、各音楽配信サイトのチャートで上位ランクインを果たすなど、アプリ内外で人気の楽曲の1つとなっています。
さらに、『てゆーか、みるてんって何？』は、指原莉乃さん（29）がプロデュースするアイドルグループ≠ME（ノットイコールミー）の楽曲名『てゆーか、みるてんって何？』です。この楽曲に乗せて自己紹介をする動画の撮り方が流行したことから、TikTokアプリ内では、“#自己てん紹介”というハッシュタグで投稿が集まっています。
ここ数年に誕生した言葉も多い中、『ロマンスの神様』は、歌手・広瀬香美さんが1993年にリリースした楽曲名です。TikTokクリエイターの“タイガの振り付け”によるダンスの振り付けをきっかけに広まり、楽曲を使用した関連動画の総再生数は16億回を超え、TikTokにおけるリバイバル・ヒットの火付け役にもなりました。
12月6日に国立新美術館で開催される授賞式『TikTok Awards Japan 2022』で、このノミネートされた30の中から各部門賞と大賞が決定します。
