舞台『となりのトトロ』Photo by Manuel Harlan (c) RSC with Nippon TV
スタジオジブリのアニメーション映画『となりのトトロ』を舞台化した、『My Neighbour Totoro（となりのトトロ）』が12日、ロンドンで行われた『第23回WhatsOnStage Awards』授賞式で、最優秀演出賞など5冠に輝きました。
舞台は、映画で音楽を手がけた作曲家の久石譲さんが舞台化を提案し、宮﨑駿監督が快諾したことで実現。イギリスの名門劇団ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーと日本テレビが共同製作し、久石譲さんがエグゼクティブ・プロデューサーを務めました。2022年10月から2023年1月までロンドンのバービカン劇場で上演され、13万3000枚のチケットが完売し、高評価を得ていました。
■スタジオジブリの名作が舞台化
最優秀演出賞を受賞した演出家のフェリム・マクダーモットさんは授賞式で「原作の精神に導かれるように、皆で一丸となって作り上げたショーです。パンデミックで街に人がいない中、バービカン劇場で様々なトライを続けました。キャストは卓越したアンサンブルでこのショーを育み、お客様の気持ちが加わって完成しました。私はこの賞を、個人としてではなく、チームとして受け取りたいと思います」とコメントしました。
■演劇賞で最優秀演出賞など5冠に輝く
最優秀演出賞の他にも、最優秀音楽監督賞や最優秀舞台美術賞、最優秀照明デザイン賞、最優秀音響デザイン賞に輝きました。
