藤ヶ谷太輔&奈緒 ベストセラー小説の映画化でW主演 場面写真を公開 「もっと早く出会ってたかった本」
小説家・辻村深月さんの同名小説を原作にした映画『傲慢と善良』。現代に生きる人々のリアルな恋愛観や価値観が描かれ、2023年最も売れた小説で話題となりました。
映画は、藤ヶ谷さん演じる主人公の西澤架と奈緒さん演じる坂庭真実がマッチングアプリで出会い、婚約したふたりの恋愛観を描いたドラマチック恋愛ミステリーです。
藤ヶ谷さんは「この本に出会ってから、いろんな人に『絶対読んだ方が良い』とお勧めしています。だから『こうありたくなかったな』っていう傲慢な自分になっています(笑)。もっと早く出会ってたかった本ですよね。10代で出会ってたら、また違った20代のスタートだったのになって。いまだに刺さり続けていて、辻村先生の書く言葉たちが、とにかく心に残るし、あの時、自分が置いてきた気持ちを先生が言語化してくださったみたいな、そんな勘違いのできる一冊です」と話しました。
奈緒さんは「今回の映画は、改めて男女のすれ違いってすごくミステリーなんだなって思ったんです。真実の“うそ”について、気づくポイントが男女で全然違ったり、読者の中でもすれ違いが起きるって、すごいことだなって思います。藤ヶ谷さんが(みんなに)『読んで』って言いたくなるのは分かります。出会ってほしいって思います。もし 私が10代の時に出会ってたら、20代の間で出会ってきた自分の中の“傲慢さ”をもうちょっと許せたかもしれないとも思います」とコメントを寄せました。