池田エライザの初監督作、上海映画祭に出品
女優・池田エライザの初監督映画「夏、至るころ」が「第23回上海国際映画祭」に正式出品されることが、22日に発表された。
福岡県田川市を舞台にした作品で、緑あふれる故郷で友情を育んできた男子高校生2人が初めて自分の人生と向き合い、それぞれの一歩を選びとるストーリー。
25日に始まる同映画祭では、「インターナショナル・パノラマ部門」で上映される。
池田監督は「夢を抱けない人、夢を抱く人、本当の夢に向き合えない人、すでに夢破れた人。さまざまな情報が行き交うこの世の中で、夢を抱くということはとても難しい。その想いを胸に、スタッフ一同、誠心誠意向き合い続けた作品が日本を飛び出してさまざまな方々に観ていただけるということが心から嬉しいです。蝉の声に、太鼓の音に、彼、彼女らの声に、どうか全身を委ねて、穏やかな気持ちで観ていただければ幸いです」とコメントした。