スタジオジブリの宮﨑駿監督が手がける最新作『君たちはどう生きるか』が14日、全国の映画館で公開されました。

巨匠・宮﨑監督にとって、12本目の劇場用長編映画であり、前作『風立ちぬ』以来10年ぶりの新作となります。公開前から期待の声があがっていましたが、スタジオジブリの「まっさらな状態で映画を観て欲しい」という思いから、映画の内容に関する情報はほとんど明かされず、宣伝なども行われない異例の状況で公開を迎えました。

スタジオジブリの公式ページによりますと、映画のタイトルは、吉野源三郎さんが1937年に発表した児童向け小説の題名と同じ。宮﨑監督は、子供の頃にこの本を読み感銘を受けたことから今回、タイトルに借用させてもらったといいます。しかし、映画の中身は小説とは全く別で、宮﨑監督の完全なオリジナルだとしています。

SNSでは、映画を見た人から「情報出回る前に是非観てほしい」「とにかく圧巻」などの声があがり、主題歌や声優なども話題になっています。