年内いっぱいで歌手活動を一旦休止することを発表している氷川きよしさん（44）が6日、自身が座長を務める『氷川きよし特別公演』で、意気込みを語りました。

3日に明治座で開幕したこの公演。第1部は演劇となっており、アルバイトをしながら歌手を目指す主人公が18世紀のフランスにタイムスリップして、人々との交流を経て成長していく姿を描いた物語です。

第2部は、氷川さんのこれまでのヒット曲から最新曲までを披露するコンサートとなっています。

声帯ポリープの治療のため、3月に予定していた公演を中止し4月に復帰を報告していた氷川さん。この日は、代表曲『きよしのズンドコ節』など、全14曲を披露し元気な姿を見せました。

舞台を成功させるために半年ほど前から打ち合わせを重ねてきたという氷川さん。「明治座全体がテーマパークのような感じにつくりたくてすべてのものにこだわって（きました）」と明かし、「一生懸命このステージの上で努めさせていただきたいと思います」と語りました。

そして「どうか皆さん、これからも心も体も健康でいていただきたいと思います。そのお役に立てるようにこれからも心を込めて歌をお届けさせていただきたいと思います」と話しました。