映画『ゴールデンカムイ』（2024年1月19日公開）は、累計発行部数2600万部（映画配給会社発表）を突破しているコミック『ゴールデンカムイ』の実写化。明治末期の北海道を舞台に莫大（ばくだい）なアイヌの埋蔵金を巡る一獲千金ミステリーです。山﨑さんは、主人公の“不死身の杉元”と呼ばれる元陸軍兵・杉元佐一を演じます。

イベントでは、原作者・野田サトルさんからの「役者陣がキャラクターにぴったり合っていて魅力にあふれている」という手書きのコメントが映し出されると、このコメントに対して山﨑さんは「現場で見学に来ていた先生とお会いしたんですけど、“色々あると思うけど僕は味方ですから”って言っていただいたのが、すごく安心したというか背中を押されたというか。でも本当にみんな役にぴったりですごいです」と、実際に野田さんと撮影現場で話した思い出を振り返りました。

また、今まで様々な作品でアクションに挑戦してきた山﨑さんですが、本作で初めて“馬そりに引きずられる”アクションに挑戦したそうで、久保茂昭監督（50）から「賢人くんは挑戦してくれるので、やってもらった。北海道の夜ってハンパなく寒いのに馬そりで雪を浴びながら引きずられて。過酷どころじゃなくて“本当にすみません”くらいしか言えないんですけど、それ以上に素晴らしいシーンが撮れた。頑張ってくれました」と称賛されると、山﨑さんも「でも、楽しかった。人生で馬に引きずられることないので、楽しみながら」と笑顔を見せました。

さらに、山﨑さんは今作の撮影に向け、役作りにも励んだそうで「体重を約10キロ増やしました。強さを表すためにトレーニングして、軍事練習もさせていただいて。日本の武道からきている戦い方を練習させてもらった」と明かしました。

さらに、同じく金塊を狙う大日本帝国陸軍第七師団の鶴見篤四郎を演じた玉木さんから（頬を）串で刺されるシーンを撮影したという山﨑さん。その話題になると、玉木さんが「さっきいただいたお弁当の中に串団子が入っていて、狙って置いたのかなって。ここに持ってこようかと思った」と笑いながら話すと、山﨑さんもすぐに「あのシーンやってから俺も団子見るとすぐ思い出すんです」と印象に残っている“串団子”のシーンで共感していました。