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フリーアナ・藤井貴彦 「意外と自分は自分のことを知らない」アナウンサーを志したきっかけ明かす

2024年6月19日 23:13
フリーアナ・藤井貴彦 「意外と自分は自分のことを知らない」アナウンサーを志したきっかけ明かす
特別授業を開催したフリーアナ・藤井貴彦さん
元日本テレビのアナウンサーで、4月にフリーアナウンサーに転身した藤井貴彦さん(52)が19日、都内の高校で特別授業を開催。アナウンサーを志したきっかけを明かしました。

この特別授業は、映画『ONE LIFE 奇跡が繋いだ6000の命』の日本公開を前に行われたイベント。第二次世界大戦直前に、ナチスから逃れてきたユダヤ人難民の子供たちをイギリスへ避難させようと奔走する人物を描く、実話をもとにした作品です。

特別授業には事前に映画を見た生徒21人が参加し、藤井さんとコミュニケーションをとりながら、戦争や平和について議論しました。

最後の質疑応答の時間には「将来の夢がない。藤井さんのように、人に影響を与えられるような職業を選択するために必要なことは何ですか」という質問が。

藤井さんは「私がやったのは好きなものをノートに、ぶわーっと書き出すの。大学1年生の時にノート4ページ、ぶわーって書いて、同じようなものを消していった。残ったものの近いところで、生きていきたいと思ったのがこれ(アナウンサー)」

続けて「サッカーが好きで、友達がサッカーしてるところを実況するのが好きで、テレビが好きで…て書いていって、そしたら“これアナウンサーじゃない?”って思って。でもそれまでアナウンサーになりたいなんて1回も思ったことなかった」と、自身がアナウンサーを志したきっかけを明かしました。

また「意外と自分は自分のことを知らないから、自分で自分のことを調べてみるのが大切だと思います。でも人生は決まってないから楽しいのであって、ある程度の方向性だけ決めて、あとは風任せで生きていくのがいいなと思う」とアドバイスを送りました。