芦田愛菜、映画『かがみの孤城』で物語の鍵となる役 「大好きな物語の世界の中の一員になれた」
映画は、2018年本屋大賞を受賞し、累計発行部数160万部を超える辻村深月さんの小説『かがみの孤城』が原作。学校での居場所をなくし家に閉じこもる中学生・こころを主人公に、“鏡の中の城”で巻き起こるファンタジーミステリーです。
芦田さんは、オオカミのお面をかぶった謎の少女・オオカミさまを演じます。“鏡の中の城”に、こころを含めた中学生7人をあつめる、物語の鍵となる重要な役どころとなっています。
■芦田愛菜「大好きな物語の世界の中の一員になれた」
声優を担当することが発表された芦田さんは「辻村深月さんの大ファンなので、本当に大好きな物語の世界の中の一員になれたというのがどこかまだ信じられないような気持ちでいますし、すごく嬉しいです」と喜びを明かしました。
また、作品について「私が原作を一番最初に読んだ時は主人公たちと歳が近かったので、こんなにも私たちの気持ちを代弁してくれるのか、と思いました。私も歳を重ね、大人に近づいて、もう一回読み直してみると、登場人物たちのすごく真っすぐで純粋な気持ちというのが、何かを思い出させてくれるような気がして、そういう大人と子供を繋いでくれるというのが辻村さんの作品の魅力の一つなのではないかなと思っています」とコメントしました。