宮川大輔、Snow Manのメンバーと極上の “とろみそ” を堪能「色んな味がする」
お笑いタレントの宮川大輔さんがSnow Manの渡辺翔太さんと向井康二さんと共に、わずかな量しかとれず、究極のみそといわれる“とろみそ”の秘密に迫りました。
3人が出演したのは、春夏秋冬のおいしい食材を求めて日本中を飛び回るグルメ番組『満天☆青空レストラン』。26日の放送では、Snow Manの2人がゲストとして登場し、愛知県豊田市を訪問。全国でも少なくなってきたという木おけを使って熟成された極上の豆みそを堪能しました。
番組の冒頭では「塩こうじよりも向井康二! お願いします!」とテンション高めな自己紹介をした向井さん。以前、同番組に出演した他のメンバーから“ご褒美ロケ”だと聞かされていたそうで、この日を楽しみにしていたといいます。
■巨大な木おけの5%弱 希少な“とろみそ”とは
まず宮川さんらが向かったのは創業94年のみそ蔵。「なんだこれ、大きい」と驚く3人の前に現れたのは、高さ3メートル弱の巨大な木おけ約400本。
木おけ1本分からとれるみその量は、例えば4人家族がみそ汁を1日1杯飲むとすると、約500年もつほど入っているといいます。名人が手がけるのは愛知県産の大豆“フクユタカ”を使った豆みそ。2~3トンの重石を乗せ、18か月以上じっくり熟成させたもので赤黒い色が特徴のみそです。
今回の主役となる“とろみそ”は6トンほどある木おけの中で全体の5%弱ぐらいしかないという貴重な部分。そんな“とろみそ”を味わうため、巨大な木おけにのぼり、スコップで中心部分まで1トンほど掘り進めなければならないそうで、3人は“みそ掘り”に挑みました。
職人でも2人がかりで1時間ほどかかるという想定外の重労働に「大変やこれ。メンバーから聞いてた話と違う」とぼやく向井さん。3人で交代しながら掘り進めること2時間。ついに“とろみそ”と対面し「柔らかい」「キラキラしてる」と初めて見る究極のみそに大興奮していました。
木おけの上の部分は重石の圧力、下はみその自重などで大豆の粒が押しつぶされやすいですが、“とろみそ”はその影響が少なく大豆の粒がしっかり残った部分。空気にふれないことで酸化が少なく、豆のうま味と風味が桁違いだといいます。
■料理上手なSnow Man向井「コツは手首」と調理技を披露
さっそく、生のキュウリに“とろみそ”をつけて食べる渡辺さん。「うまっ、自分が食べているみそと違いがわかりますね」と驚いた様子。宮川さんも「いろんな味がする。酸味とかいろんな要素があってコクがある」と初めて味わう“とろみそ”に舌鼓を打ちました。
その後も“とろみそ”を使った絶品料理を味わった3人。ベーコンとトマトの『洋風みそ汁』に、ほうれん草とカキをピリ辛ダレでいためた『カキみそバター』を堪能。ここで実は料理上手という向井さんがお手伝い。見事なフライパンさばきで華麗に具材をいためる姿に宮川さんも「やってんな。すばらしい」と語り、「コツは手首ね」と向井さんはドヤ顔でアピールし、現場を盛り上げました。
向井さんがひと手間加えた1品に宮川さんは「うまい。カキもそうですけど“とろみそ”がバターとも合う」と笑みを浮かべ、渡辺さんも「優勝ですね」と絶賛しました。また『大葉みその焼きおにぎり』や『手羽みそ』と、“とろみそ”を使った絶品グルメを堪能した3人は、終始感激しっぱなしのまま番組を締めくくりました。