浜辺・山崎・日高がコナンNo.1を決める
映画公開から3日間で興行収入22億円を突破した劇場版『名探偵コナン 緋色の弾丸』。
“毛利蘭”役の山崎和佳奈さんと、赤井ファミリーの“世良真純”役の日高のり子さん。さらに、最新作でゲスト声優務める浜辺美波さんに『news every.』のハードキャッスル エリザベスキャスター(以下、エリー)がインタビュー。
“イケメン”キャラクターNo.1選ぶ女子トークや、コナン声優陣のアフレコ裏話などテレビで放送されなかった未公開トークをお送りします。
■コロナ禍の今、名探偵コナンのアフレコ収録
日高「今は2・3人ずつ別れて撮るんですけれども、コナンの場合も1つのスタジオに3人入って、あとは別の階のスタジオに入ってという感じです」
山崎「合計8人まではなんとか。一緒に撮れるんですけど聞きながら。それはありがたいんですけど」
日高「映画となるとものすごい人数になるので…」
エリー「今回は、その前にアフレコを撮っていたから全員で集まって撮ることができたということですよね?」
日高「そうなんです。みんなの呼吸を感じながらアフレコすることができたのでそれはすごく良かったよね」
山崎「なんか、今となっては良い思い出みたいな感じなんですけど…」
エリー「アフレコ現場の雰囲気は?」
山崎「和気あいあいとしている中にも、緊張感があるという、とても良い現場だと思います」
日高「変な話、同業者なんですけれども“気持ちが上がる”というか“興奮する”そうゆうところがあるんです」
エリー「テレビシリーズの時のアフレコとはまた違うんですね?」
日高「またちょっと違いますよね」
山崎「うん、お祭りみたいな」
日高「オールスターみたいな感じなので(笑)」
山崎「1年公開が空いたことはプラス。劇場版だけじゃないテレビのアフレコがポーンって、しばらく無くなっちゃったんですね。それが寂しかったですね」
日高「コナンのテレビシリーズのアフレコって、アフレコが終わってみんなでご飯を食べに行って、そこで親睦を深めるみたいな感じが当たり前になっていた。出番が無くても、年末とかになると食事の会場にだけは行って合流するみたいな(笑)それくらい仲良しなんですけど、それが無かったというのがこの1年ね」
山崎「ありがたいことに、これだけ続いているのでストックと言ったらなんですけど、過去の作品があるのでOA自体は再放送的なものでずっと放送が繋られていたので、それはラッキーだったと思います」
■“女優と声優”コナンで感じた違いは…
浜辺「全く違うなと感じますね。普通の女優さんとしてだと、自分の中でキャラクターを作って自分のリズムでできますけど、声優は絵ができているわけなので声だけで表現をして、全部を合わせていくっていう役の作り方が違うなと思いました」
エリー「特に難しいと感じた所は?」
浜辺「私は声を出しているつもりなんですけど、やっぱり出てないというか。映像にのると、こんな感じで音が拾われるんだなと感じました。自分が出している声と、映画本編を見たときに違っていたので奥深いなと思いました」
エリー「チャンスがあるなら次に演じてみたい役はありますか?」
浜辺「次にチャンスがあるならば、私は本当にそこら辺のちっちゃい鳥とかでいいので。緊張感を味わうのはもう大丈夫。なんか寝転がっている鳥とかで良いです(笑)」
■名探偵コナン“イケメンNo.1”は?
山崎「やっぱり工藤新一ですね」
エリー「やっぱり、蘭ちゃんにとっての工藤新一は特別ですね!」
山崎「コナンくんは新一との息子みたいな感じ。そんなイメージどちらかというと」
エリー「そんな感覚でやっていらっしゃるんですか?」
山崎「もし将来新一と結婚したら、こんな子が生まれるのかなっていう」
日高「蘭ちゃん、そんなこと考えているんだ!」
浜辺「すごい、それそうかもしれない」
エリー「今回はコナンくんが大活躍ですからコナンくんの格好いい部分たくさんありますもんね?」
山崎「親心で見るとドキドキするから辞めなさいって思うんですよね」
日高「蘭姉ちゃんの前で、コナンくんは江戸川コナンそのままだもんね!」
山崎「そうなんです」
日高「世良真純のお姉ちゃんって、可愛らしいだけじゃなくて鋭いところもたくさん見ているので、やっぱりコナンくん良いなと思うんですけども。やはり、今回の映画を通して見たときに秀兄が格好いい!やっぱり秀一さんが渋いですね。世良が秀一さんに憧れてジークンドーを始めたりという歴史もありますし、とにかく憧れの笑わないお兄ちゃんという、そうゆう気持ちが強い。やっぱり今は赤井秀一さんがNo.1です」
山崎「なんか一言で持っていっちゃう!」
日高「短い一言で全部持っていっちゃうもんね」
山崎「周りがワチャワチャ喋ってる中、最後に一言で言うだけでカッコイイ!」
浜辺「一緒なんですけど、赤井さんがやっぱり格好いいです!撃ち抜かれましたセリフ一言で。声を張っているわけじゃないのに迫力があって。あれを劇場で音の良い環境で聞くとしびれちゃうんだろうなと思います」
■名探偵コナン“イケメンNo.1”は赤井秀一
日高「私はお兄ちゃんへの憧れが小さい頃からあって、頭を撫でてよく頑張ったなと言ってもらいたいです」
エリー「キュンとしちゃいますね」
日高「はい!褒めてもらいたいです」
山崎「赤井さん…射撃を教えてほしいですね。射撃場でこう持っていると、後ろから『違うよ』とか言って、背後から直してもらうとか」
日高「背後から直してもらう“胸きゅんドラマ”みたい」
浜辺「ステキ〜」
エリー「そんなことしたら、新一がヤキモチ焼いちゃいます」
山崎「コナンくんね『イィ〜』って言いそうですね」
日高「意外と山崎さんが一番すごいこと言いましたよね(笑)。作品にちょこちょこ挟まれている吉兄(秀吉さん)とガールフレンドのゆみたん(宮本由美)のラブコメっぷり。そこがこの映画の1つの癒やしになっていると思います。ドキドキしながら癒やされて、あっという間の時間が過ごせると思います」
※日高のり子さんの「高」は「はしごだか」
劇場版『名探偵コナン 緋色の弾丸』全国東宝系にて公開中(c)2020青山剛昌/名探偵コナン製作委員会