読売テレビ・日本テレビ系アニメ『名探偵コナン』で、１９９６年４月８日に放送された「ピアノソナタ 『月光』殺人事件」が、新しく作り直されることになりました。

放送１０００回を記念し、“伝説の神回”と言われる作品を最新のスタッフ＆制作陣、技術で新しく作り直す、再起動（リブート）企画です。今回、世界的ピアニストの小林愛実さんが参加することも発表されました。

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン作曲『月光ソナタ』が悲しい旋律となり紡ぎだす本作ストーリーは、涙なしでは語れないエピソード。コナンが最初で最後、犯人を推理で追い詰め、死なせてしまったと自責の傷として残る悲しい回でもあり、これ以降、コナンはたとえ犯人であっても、死なせてはいけないと心に決めた瞬間でもあった、重要なエピソードのひとつです。

『月光ソナタ』のピアノの旋律を奏でることになった小林さんは、１４歳でＣＤデビュー。世界的な賞をいくつも受賞し、多くのメディアからも“実写版のだめちゃん”として注目され、ピアノ界の寵児（ちょうじ）とも言われています。涙なしでは見られないシーンを小林さんはどのように表現するのか、鮮やかに蘇る映像とともに、美しい旋律にも注目です。

新たに作り直された「ピアノソナタ 『月光』殺人事件」は、３月６日と１３日に前後編で放送されます。