20年ぶりに再始動を発表した、B'zの松本孝弘さん率いるバンド・TMG （Tak Matsumoto Group）。15日に都内で行われた最新アルバムのリリース記念イベントに、メンバー3人がサプライズで登場し、100人のファンを魅了しました。

TMGは2004年に結成。松本さん、ボーカルを務めるMR.BIGのエリック・マーティンさん、ボーカル＆ベースを担当するNight Rangerのジャック・ブレイズさん、日米のロックスターによる3人組バンドです。20年ぶりとなる新作アルバム『TMG Ⅱ』（9月18日発売）のリリースを前に、収録曲を先行して聴くことができるリスニングパーティーが開催されました。

メンバーの3人は、抽選で選ばれたファン100人の前にサプライズ登場。メンバーの登場は事前に知らされておらず、ファンからは大きな歓声が起こりました。松本さんは挨拶をした後に、収録曲について「いかがでしたでしょうか？」と問うと、「最高！」という言葉や大きな拍手が会場に響き渡りました。

その後、3人は記者会見を実施。“サプライズ登場した感想”について松本さんは「こういうことはとても久しぶりだったので、楽しいですね。とても新鮮でした」と笑顔を見せました。

さらに、“TMGとして、20年ぶりに取材を受けること”について聞かれた松本さんは「記者会見20年ぶりで2回目。なかなかこの雰囲気には慣れないです」と、B'zとしてもあまり経験がないという記者会見に、緊張した様子を見せていました。

また、“20年ぶりに音を合わせた感触”についての質問には、「20年ぶりにやったという感じは全然なくて。リハーサルは昨日終わったんですけど、初日からある程度形になって、2日目以降どんどんよくなっていくという感じ。とてもバンド自体はいい感じです」と、久々の活動に手応えを感じている様子でした。