稲葉浩志 作品展 B'zやソロの歌詞を展示 ultra soulにはIron soulの文字も
作品展は、1988年にB'zのボーカルおよび作詞担当として活動をスタートし、2023年でデビュー35 周年を迎える稲葉さんにとって初となる作品集『シアン』の世界を表現した企画展。35年にわたる活動の中で、B'zやソロ楽曲のほぼ全ての作詞を手がけ、400作品以上の歌詞を“ひとつのアート作品”として、直筆の歌詞を額装したものや実際のノートなど“稲葉浩志の言葉”をテーマに展示されています。
■ultra soulの歌詞にはIron soulの文字も
展示は、“B'zとしての歌詞”と“ソロアーティストとしての歌詞”に分けられており、“B'zとしての歌詞”のブロックでは、これまでの活動経歴をパネルでまとめた展示や、楽曲『Liar! Liar!』や『いつかのメリークリスマス』など5作品の巨大化した歌詞ノートが展示されています。
さらに、31点も展示されているB'zの歌詞の中には人気曲『ultra soul』も。手書きで書かれている歌詞には、サビ最後の“ウルトラソウル”というフレーズの部分には、“Ultral”や“Iron Soul”という言葉も書かれており、迷いながら歌詞を制作している様子なども見ることができます。
■ソロで使用した衣装やスタンドマイクも展示
そして、“ソロアーティストとしての歌詞”のブロックでは、20点の歌詞の額装や実際のノートを展示に加え、稲葉さん本人が撮影した写真がプリントされ、2023年のソロライブで実際に着用した衣装も展示されています。
さらに、“志”と記された稲葉さん愛用のマイクスタンドなど、貴重な作品や私物などが展示されています。
ほかにも、稲葉さんのプライベートスタジオ『志庵』をイメージしたブロックもあり、そこには“稲葉さん本人が撮影した写真”などを展示。さらに、展示会の冒頭には“作詞の苦労”などがつづられているイントロダクション、最後には、“松本孝弘さんや全ての出会い”への感謝をつづった、あとがきが書かれたボードも展示されています。